OG Interview
社会で輝く先輩たち
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社会福祉法人郡山清和救護園
郡山せいわ園勤務
生活相談員
平成28年度
人間生活学科福祉コース卒業
大越 顕来さん
「あなたで良かった」の一言を励みに
支援のプロとして成長し続けます。
高校3年の時、福祉ボランティアに参加して、「お手伝いだけが福祉ではない」と気づいたことが、本学で専門的に学ぶきっかけになり、社会福祉士・介護福祉士の資格を取得しました。現在は郡山せいわ園で、精神障がいをお持ちの方の心のケアを担当しています。
ご利用者から「顕来さんに話して良かった」と言われることがやりがいですが、入社したばかりの頃は、何気ない一言に傷つき、落ち込むこともありました。しかし今では、先輩職員の皆さんの温かなアドバイスや支えで何事にも落ち着いて対応できるようになったと思います。福祉の仕事は、支援に対する心構えやプロとして物事を客観的に捉える力が大切です。
在学中は専門的な知識や技術を学び、2つの資格も取得できましたが、それ以上に、郡山女子大学だからこそ自分で考え行動する力や福祉人に必要な心の成長ができたと
実感しています。
卒業生に聞いてみたい3つのコト
- Q介護施設で働くために利用者とかかわるうえで最も大切にしていることは何ですか?
- A高齢者、障がい者、児童であっても、その方々の「人生」の一部にかかわらせていただいているんだ。ということを常に意識して働くことを心がけています。1日1日を大切にしています。
- Q学生時代の実習と比べて気持ちの面で変化したことは何ですか?
- A学生時代と比べるとかなり「冷静」にます。今でも落ち込むことはありますが、 以前よりも一喜一憂せずに、ご利用者とかかわることができているのではないかと思っています。
- Q社会福祉士を目指そうと思った時期やきっかけは何ですか?
- A高校生の時にボランティア活動に参加したことがきっかけです。当時、訪問先の ご利用者に対して直接何も出来なかったことがとても残念だったので、きちんと福祉を学び、サポート出来る人になりたいと思いこの仕事を目指しました。